こんにちは、ナナ(@nekotebiki)です!
「キャットフードって、どうやってふやかすの?ふやかし方が知りたい」
今回は、キャットフードに関するこんな疑問について解決していきます。
先に結論から言うと、
- 餌入れにドライフードを入れる
- ぬるま湯を半分くらい入れる
- 10分〜20分ほど放置する
- やわらかさを確認する
の手順で簡単にふやかすことができるのです!
ただし、キャットフードをふやかす場合には、いくつかの注意点があります。
知らずにふやかしてしまうと、猫がご飯を食べなくなったり、必要な栄養素がしっかりとれなかったりすることも…。
そこで今回は、キャットフードのふやかし方について、手順と注意点を詳しく紹介します。
目次
健康な猫ならキャットフードはふやかさないで!
柔らかいキャットフードばかりを与えていると、噛む力が弱くなりますし、ドライフードを食べなくなる恐れもあります。
また、やわらかいフードは歯周病になりやすいという欠点もあるのです。
そのため、健康な猫の場合は、なるべくふやかさないで与えるようにしましょう。
ただし、下記のような猫になら、ふやかして与えても問題ありません。
- 歯が生え揃っていない子猫
- 噛む力が弱くなっている高齢猫
- 水をあまり飲まない猫
- ドライフードをまったく食べない猫
キャットフードのふやかし方
餌入れにドライフードを入れる
餌入れに、1回分のドライフードを入れます。
お湯を入れるからといって、餌の量を減らしたり増やしたりしないでくださいね。
いつも与える量と同じで大丈夫です。
餌入れは、お湯が入ってもこぼれないものを選びましょう。
人肌程度のぬるま湯を半分くらい入れる
人肌程度に冷やしたぬるま湯を、ドライフードの半分くらいの量入れます。
ぬるま湯の代わりに、猫用ミルクでも問題ありません。
ふやけるまで放置する
そのまま10分~20分ほど放置します。
やわらかさを確認する
10分~20分経ったら、キャットフードのやわらかさを確認してください。
少し硬いようなら、もう少し時間をおいて調節しましょう。
また、熱くないかもしっかり確認してくださいね!
キャットフードをふやかすときに注意すること
ぬるま湯がおすすめ
熱湯はビタミンといった栄養素が壊れてしまい、水ではふやけるまでに時間がかかります。
そのため、人肌程度のぬるま湯でふやかすようにしてください。
1回分の量だけふやかすこと
ふやかしたキャットフードはすぐに鮮度が落ちてしまいます。
鮮度が落ちたフードは猫が食べなくなってしまうので、一度にたくさんの量をふやかしても捨てることになります。
もったいないので、1回分の量だけふやかすようにしてください。
また、残ったフードはすぐに腐ってしまうので、なるべく早めに片付けるようにしましょう。
使った餌入れは毎回洗うようにしてくださいね!
ヤケドに注意
基本的に動物はみんな猫舌です。
というのも、自然界には加熱したご飯なんてありません。
そのため、熱いものが得意ではないのです。
猫に与えるときも、40度以下に冷ましてから与えてください。
そうしないと、口の中をヤケドしてしまいます。
子猫の場合は生後2カ月まで
ずっとふやかしたドライフードばかり与えていると、それしか食べなくなります。
また、歯周病にもなりやすいです。
生後3カ月からは、離乳食から子猫用のドライフードに切り替えるのが一般的。
そのため、最初はお湯の量を多めでふやかし、そのあと徐々にお湯の量が少なくなるようにして、ドライフードに切り替えていきましょう。
残ったお湯はどうしたらいいの?
残ったお湯には、キャットフードの栄養素が溶けでているのでそのまま与えましょう。
キャットフードの匂いがついているため、普段あまり水を飲まない猫でも進んで飲むことがあります。
ただし、猫が嫌がる場合は無理して与えずに捨ててください。
無理に飲ませようとすると、ふやかしたキャットフードさえも食べなくなってしまいます。
ふやかしても食べないのならウェットフードがおすすめ
ドライフードをふやかしても食べないのなら、ウェットフードを与えてみてください。
ウェットフードも水分量が多いので、やわらかく食べやすいです。
さらにウェットフードは、ドライフードよりも嗜好性(しこうせい)が高いので猫の食いつきがいい!
ドライフードに比べて高価になりますが、食べないのなら一度試してみるとよいでしょう。
定期的な歯磨きが大切
ふやかしたドライフードやウェットフードを与えると、いつもより食べカスが歯につきやすくなります。
そのまま放っておくと歯垢や歯石になり、最終的には歯周病になってしまいます。
歯周病は、歯が抜け落ちることもある怖い病気です。
そうならないように、定期的に歯磨きして歯をキレイに保ちましょう。
正しいふやかし方で愛猫にキャットフードを与えましょう!
今回紹介したように、キャットフードをふやかすのは誰でも簡単にできます。
おさらいすると、
- 餌入れにドライフードを入れる
- ぬるま湯を半分くらい入れる
- 10分〜20分ほど放置する
- やわらかさを確認する
の手順でふやかしてくださいね!
ヤケドには注意して、残したドライフードはなるべく早めに片付けるようにしましょう。
ふやかしたキャットフードのみ与えていると、噛む力が弱くなるので元気な猫には与えないように飼い主さんがしっかり管理してください。