こんにちは、ナナ(@nekotebiki)です!
今回は、こんな猫の行動について解決していきます。
結論から言うと、
しかし、成猫になっても続くようなら、やめさせるようにしましょう!
なぜなら、おしゃぶりによって病気になる恐れがあるからです。
この記事では、猫のおしゃぶりについて紹介します。
具体的には、
- 猫がおしゃぶりする理由
- おしゃぶりよるリスク
- おしゃぶりをやめさせる方法
- 人間用のおしゃぶりを与えても大丈夫なのか
を順番に説明していきますね!
目次
猫がおしゃぶりする理由
猫のおしゃぶりには、
- 肉球を吸ったり
- 飼い主さんの手を吸ったり
- 自分の尻尾を吸ったり
と色々あります。
おしゃぶりをする理由のひとつは、甘えたいからです。
母猫に甘えているのと同じように、飼い主さんの指をおしゃぶりします。
もうひとつの理由が、母親から離れるのが早かったことがあげられます。
生後2~3カ月から乳離の時期になる子猫。
基本的に、母親が子猫を威嚇したり拒否したりして乳離させていきます。
しかし、母親から離されるのが早かった子猫は、このしつけが行われていません。
そのため、成猫になってもおしゃぶりがやめられないのです。
また、母親からの愛情を受けられなかった子猫も、甘えたい欲求が強くなるため、大きくなってもおしゃぶり癖が治らないことがあります。
猫のおしゃぶり癖はなおした方がいいの?
おしゃぶりしているのが子猫なら、無理に治す必要はありません。
なぜなら、成猫になるにつれ自然と治るケースが多いからです。
ただし、成猫になってもおしゃぶり癖がある場合は、治すことをおすすめします。
理由として、
- 飼い主がケガをする
- 猫にとってストレスになる
- ウールサッキングを引き起こす
ことがあるからです。
それぞれの理由について、下記で詳しく紹介しますね!
飼い主がケガをする
成猫になると永久歯も生え揃うので、おしゃぶりされると歯が指にささります。
猫によっては噛んでくることもあるので、場合によっては飼い主さんがケガをしてしまうのです。
そのままにしておくと、指=噛んでも大丈夫と覚えてしまいます。
そうなると、所構わず噛んでくるため非常に危険です。
できるだけ、早めにおしゃぶり癖を治すようにしましょう。
ストレスになる
成猫になってもおしゃぶりする子は、飼い主さんにおしゃぶりすることで甘えたい気持ちを満たしています。
逆を言うと、飼い主さんがおしゃぶりさせてあげないとストレスになってしまうのです。
ストレスを感じると、
- 食欲がなくなったり
- トイレ以外の場所で排泄したり
- 急に噛みついてきたり
など、問題行動が増えてきます。
とはいえ、飼い主さんも仕事や家事があるため、いつでもおしゃぶりさせるのは難しいですよね!
なので、成猫になったらおしゃぶり癖を治したほうが、飼い主さんにとっても猫にとってもいいのです。
ウールサッキングを引き起こす
ウールサッキングとは、布や紐を食べてしまう病気のこと。
生後2~3カ月くらいの子猫に多く発症します。
発症する原因としては、母親からの愛情不足や空腹などが関係していると言われています。
ただし、正確な発症原因や治療法もわかっていないため、自然に治ることもあれば成猫になっても治らない場合も…。
そのままの状態にしておくと、食べたものが消化されず手術で取り出すことになります。
ウールサッキングの兆候が見られたら、獣医さんと相談するようにしましょう!
猫のおしゃぶりをやめさせる方法
マッサージ
おしゃぶりをするのは基本的に甘えたいときです。
マッサージは、猫もリラックスでき、スキンシップにもなるのでおすすめ!
また、ブラッシングも効果的な方法です。
猫が気持ちよくなるように、丁寧にブラッシングしてあげましょう!
やりすぎると、逆に嫌がられるので適度にすることが大切です。
おもちゃで遊ぶ
おしゃぶりの代わりにおもちゃを与えるのもおすすめです。
おしゃぶりしたい気持ちを、遊ぶことで紛らわせてあげましょう。
猫は元々狩りをして生活していたので、動くものによく反応します。
そのため、おもちゃで遊ぶとすごく食いついてくるのです。
おもちゃで遊ぶのは、ストレス発散や運動不足解消にもつながるのでおすすめ!
多頭飼いをする
可能なら多頭飼いもおすすめの方法です。
おしゃぶりは寂しさや甘えから来るため、遊び相手ができると噛み癖も解消します。
猫同士で遊ばせればじゃれ加減も覚えるので、本気で噛むことがなくなります。
まさに飼い主さんにとっては一石二鳥なのです。
猫のおしゃぶりが治らない場合は動物病院へ
おしゃぶりの対処法を色々試しても治らない場合は、獣医さんに相談してみてください。
もしかしたら精神的なものが原因となっている恐れも…。
場合によっては薬の投与で治療することもあります。
人間用のおしゃぶりは使わないこと
ついつい同じおしゃぶりだからと、人間用のおしゃぶりを使いたくなりますが、あまりおすすめできません。
理由としては、ペット用ではないため耐久性が低いからです。
猫が使うと破れてしまい、誤って飲み込むこともあります。
最悪の場合手術が必要になるので、猫にとっても飼い主さんにとっても大変です!
ペット用のおしゃぶりが販売されているので、そちらを購入して与えるようにしてください。
ペット用おしゃぶり 犬猫
- 噛んでも安全な素材をしよう
- ゴム製なので耐久力がある
- 大きいサイズなので猫によってはくわえられない
価格 | 455円(税込) |
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サイズ | 幅4cm×高さ9.5cm |
猫のおしゃぶりは早めに治しましょう!
今回紹介したように、成猫になってもおしゃぶり癖が治らないなら改善する必要があります。
そのままにしておくと、病気につながる恐れがあるため非常に危険です。
愛猫がおしゃぶりを始めたら、飼い主さんがほかのことで興味を引いてあげましょう。
飼い主さんがしっかりケアすることで、自然とおしゃぶり癖が治っていきますよ!