こんにちは、ナナ(@nekotebiki)です!
「猫砂って安全なのかな?危険な成分が使われていないか心配…」
猫のトイレに必要な猫砂。
そんな生活用品の猫砂の中に、猫や飼い主に害を及ぼす危険な猫砂があるって知っていましたか?
結論から言うと、鉱物系の猫砂には「ベントナイト」が使われていることがあるため、あまり安全とは言い切れません。
そのため、猫砂を購入する際は鉱物系以外をおすすめします。
でも、なぜベントナイトが危険なのか気になりますよね!
そこで今回は、鉱物系の猫砂に含まれるベントナイトの危険性について紹介します。
具体的には、
- ベントナイトとは?
- おすすめできない理由
- 猫にあたえる影響
- 猫にとって安全な猫砂
- 猫砂を食べさせない方法
を順番に説明していきますね!
目次
鉱物系の猫砂のベントナイトとは?
ベントナイトとは、
- モンモリロナイト
- クリストバライト
- 石英
- 沸石
- 長石
などを含んだ粘土鉱物のひとつです。
猫砂では、主に固まるタイプの鉱物系猫砂として利用されています。
学校の砂場のような、きめ細かい粒が特徴的です。
鉱物系の猫砂を使うメリットとしては、
- しっかり固まるため排泄物が片付けやすい
- 自然に近い砂なので猫が好みやすい
- 猫砂のなかでも比較的安い
などがあげられます。
猫砂にベントナイト(鉱物系)はおすすめできない
ベントナイトは、猫にとって有害となる恐れがあるため、猫砂としてはおすすめできません。
わかりやすく説明すると、有害として有名な「アスベスト」の次に、有害性がある粉じんとしてランクわけされています。
猫砂は食べ物ではありませんが、ベントナイトの粒は非常に細かいため、砂が舞った際に猫が吸引する恐れがあるのです。
また、猫が足にくっついた猫砂を舐めて体内に取り込むこともあります。
絶対に体内に入ることはないと言い切れないので、猫砂に使うこと自体を控えたほうが安全なのです。
そのほかの猫砂の危険性
ちなみに鉱物以外にも、気をつけたい猫砂はいくつかあります。
ベントナイトほど危険な成分が含まれている猫砂はありませんが、念のため覚えておきましょう。
- 紙製:接着剤や凝固剤が使われていることがある
- おから:カビの防止として防腐剤が使われていることがある
- 木製:糊剤や香料が使われていることがある
これからの素材は必ず含まれているわけではありません。
天然素材のみを使用した良質な猫砂もあるので、成分が気になる飼い主さんはそういった猫砂を選びましょう!
ベントナイトが猫に与える影響
ベントナイトを猫が摂取すると、どういったことが起きるのか気になりますよね!
ベントナイトは体内に入ると、胃の中で固まってしまいます。
固まると胃が正常に機能しなくなるため、さまざまな健康被害がでてくるのです。
具体的には下記のような症状が報告されています。
- 低カリウム血症
- 倦怠感
- 心雑音
- 脱水症状
- 筋力の低下
胃の中でこびりついたベントナイトは、手術でしか取り除くことができません。
猫の命にかかわることなので、なるべく鉱物系の猫砂は利用しないようにしましょう!
猫にとって安全な猫砂とは?
猫にとって安全な猫砂とは、自然素材しか使われていないものです。
添加物や着色料ももちろん含んでいないのが理想的!
そういった猫砂だと、万が一猫が食べても安全です。
また、自然の状態に近い猫砂なので猫も好みやすくなっています。
一般的な猫砂よりも多少値段は高くなりますが、猫の健康のことを考えたら悩む必要はないでしょう!
ちなみに、私のおすすめは「小さな村の猫砂」です。
国産の素材しか使われていない、安心安全な猫砂ですよ!
小さな村の猫砂
- 国産の杉を使用した自然素材の猫砂
- 化学物質を一切使用していない
価格 | 518円(税込) |
容量 | 2L |
素材 | 木製(国産の杉を使用) |
猫砂を食べさせない方法
猫によっては猫砂を食べてしまう子がいます。
自然素材の猫砂だとしても、食べるようには作られていないので、やめさせるようにしましょう。
猫砂を食べる原因としては、
- ストレス
- 猫砂が気に入らない
- 好奇心
- お腹が空いている
などがあげられます。
ストレスが原因の場合は、猫と遊んであげたり、ケージやトイレなどをキレイにしてあげましょう。
猫砂が気に入らない、好奇心でかじっている場合は、猫砂を変えると改善することがあります。
お腹が空いているのなら、いつものご飯の量を少し増やしてみるとよいでしょう!
ただし、与えすぎると肥満になってしまうので、気をつけてくださいね!
猫の身体に異変があればすぐ動物病院へ
愛猫が猫砂を食べてしまい、様子がいつもと違うようならすぐ動物病院へ連れて行きましょう。
ベントナイトは体内でも固まってしまうため、なるべく早めに治療しないと手遅れになってしまいます。
最悪の場合、手術が必要になることも…。
愛猫のためにも危険な猫砂はなるべく使用せず、猫砂も食べさせないようにしてください!
猫にとって安全な猫砂を選びましょう!
今回紹介したように、猫砂によっては猫に害をあたえる危険なものもあります。
愛猫のことを考えて、安全な猫砂を飼い主さんがしっかり選んであげてください。
自然素材のみを使用している猫砂が理想的です。
どの猫砂を選んだらいいのか迷ったら、今回紹介した「小さな村の猫砂」を参考にしてください!