「外国産のキャットフードは怖いから、国産のキャットフードでおすすめが知りたいな」
確かに国産のキャットフードの方が、外国産よりも品質が良いと感じますよね。
でもなぜ国産のキャットフードの方が安全だと思ったのですか?
結論から言うと、国産のキャットフードだからといって安全というわけではありません!
国産でも品質の悪いキャットフードは多くあります。
そのため、キャットフードはまず原材料や成分で選んだ方がいいのです!
そこで今回は、国産キャットフードのおすすめが知りたい人に向けて、国産キャットフードの選び方や、私がおすすめする国産フードを2つ紹介しますね!
具体的には、
- 国産キャットフードの安全性
- 国産キャットフードは原材料や成分が重要
- 国産キャットフードの選び方
- おすすめの国産キャットフード
を順番に説明します。
記事を読むことで、猫が喜ぶ美味しい国産のキャットフードが見つけられますよ!
国産のキャットフードイコール安全という認識は間違い!
猫を飼っている飼い主さんに、まず覚えておいてほしいのが「国産=安全」ではないということ!
実は、日本のペットフードに対する安全基準は、外国に比べると規制が緩いのです。
日本には「ペットフード公正取引協議会」という団体があり、ペットフードの表示に対する規則(ガイドライン)を定めています。
ただし、ペットフード公正取引協議会への入会は義務ではありません。
国内ではペットフード製造業者の90%が加盟していますが、まだまだ非会員も多くガイドラインは浸透していないのです。
ほかにも、ペットフード安全法というものもあります。
これは、ペットの健康に悪影響を及ぼすペットフードの製造と輸入を禁止するという法律です。
しかし現状、人の食品では432種類も規制されている添加物に対して、ペットフード安全法ではたったの4種類しか規制されていません。
このように、国内でのキャットフード規制は、先進国に比べてまだまだ遅れをとっています。
国産だから安全というわけではなく、品質が悪いキャットフードも多く出回っているのです。
ペットフード先進国のアメリカでは
ペットフード先進国と言われているアメリカでは、AAFCO(米国飼料検査官協会)という団体があります。
AAFCOでは、ペットフードの栄養基準やパッケージに記載されるラベル表示などのガイドラインを設定しています。
AAFCOが設定しているガイドラインは、他国でもペットフードの栄養基準として参考にされるほど有名で安全なものとなっているのです。
ちなみに、日本のペットフード公正取引協議会も、栄養基準やラベル表示に対するガイドラインを設けていますが、AAFCOの栄養基準を採用しています。
国産キャットフードという基準ではなく原材料や成分が重要
原産国も確かに選ぶ基準のひとつとなりますが、一番は含まれている原材料や成分です。
原材料や成分によって、猫が健康的に生活できるかが決まります。
もし、粗悪な材料ばかり使われているキャットフードを与えていると、あっという間に病気になってしまうのです。
もちろん、キャットフードの値段で決めるのも間違いです。
安くても品質が良いキャットフードもありますし、逆に高くても粗悪な材料が使われている餌もあります。
最近では、品質重視のプレミアムフードというキャットフードもあるので、そういった品質にこだわった餌を選ぶのもよいでしょう。
安全な国産キャットフードの選び方
色々なキャットフードを調べて気づいたのですが、猫にとっていらない成分が含まれているキャットフードが意外にも多くあるんですよね。
なので、選ぶうえでおさえておくポイントを3つに分けて紹介します。
あと、大前提として総合栄養食を選んでくださいね。
それ以外のご飯では、猫に必要な栄養がしっかりとれません!
総合栄養食についてはコチラのページでわかりやすく解説しています♪
主原料には素材名がはっきり書かれているもの
まずひとつめに、成分表に「チキン」「サーモン」など素材名がしっかり書かれているキャットフードを選んでください。
素材名がはっきり書かれているということは、それ以外の素材は利用されていないということです。
たとえば、「肉類」と書かれていた場合、鶏肉や豚肉などどういったお肉が使われているのかわかりません。
もしかしたら、色々なお肉が混ぜられてできている恐れもあるのです。
基本的に、そういったミートミールにはお肉以外にも、骨や血液、毛などが入っている場合が多くあります。
そのため、素材名がはっきり書かれていないキャットフードは品質が良いキャットフードとは言えないのです。
添加物や着色料が使われていないもの
添加物や着色料は猫の身体によくありません。
キャットフードのなかには、発がん性のある添加物が含まれているものもあるので、与え続けていると病気になってしまいます。
添加物や着色料は、キャットフードを長持ちさせたり、美味しくしたりするものです。
そのため、多くのキャットフードに含まれています。
添加物のなかには、天然由来という害にならないものもあるので、キャットフードを選ぶ場合はそういった天然由来のものか、無添加フードを選びましょう!
穀物が主原料になっていないもの
猫に一番必要な栄養素はタンパク質です。
そのため、穀物が主原料となっているキャットフードでは、猫にとって本来必要な栄養素が十分に摂取できないのです。
基本的に、主原料がお肉やお魚となっているキャットフードを選べば問題ありません。
国産のおすすめキャットフード
ねこひかり
【特徴】
- すべての原材料が国産素材を使用
- 香料・着色料・保存料を一切使用していない
- グルテンフリーなのでアレルギーの猫でも安心
価格 | 1,980円/500g(税抜) ※定期コース |
原産国 | 日本 |
主要原料 | 九州産の若どり |
成分 | タンパク質:32.4%以上 脂質:13.5%以上 粗繊維:1.9%以下 灰分:4.7%以下 水分:7.0%以下 カロリー:424kcal(100gあたり) |
【おまけ】国産ではないけどおすすめの外国産キャットフード
ニュートロ ナチュラルチョイス 室内猫用 アダルト チキン
【特徴】
- 主原料に高品質のチキンを使用
- 嗜好テストで猫の食いつきが良いことが証明されている
- 厳選した自然素材を使用しているため安全
価格 | 2,980円/2kg(税込) |
原産国 | アメリカ |
主要原料 | チキン |
成分 | タンパク質:33.0%以上 脂質:14.0%以上 粗繊維:7.0%以下 灰分:10.5%以下 水分:10.0%以下 カロリー:360kcal(100gあたり) |
まとめ
今回紹介したように、キャットフードは原材料や成分で選ぶようにしましょう。
- ねこひかり
- ねこはぐ
- ニュートロ ナチュラルチョイス 室内猫用 アダルト チキン
国産だと確かに安心感はありますが、含まれている原材料や成分しだいでは猫の身体に悪影響を及ぼす場合があります。
国産だから安心ではなく、国産のキャットフードを購入する際もしっかり成分表をチェックするようにしましょう。
そうすることで、愛猫を病気のリスクから守ることができますよ!