「猫と引っ越しする場合、何か注意点ってある?ストレスになるのか心配…」
猫との引っ越しが初めての場合、どうしたら猫が不安にならず安心して引っ越しできるのか知りたいですよね。
できれば、猫にストレスを与えたくないと考えるでしょう。
結論から言うと、猫は引っ越しが大の苦手なので、少なからずストレスはかかってしまいます。
そのため、いかにストレスを大きくしないかが重要となるのです。
でも、どうやってストレスを軽減したらいいのか、わからないですよね!
そこで今回は、猫と引っ越しする場合の注意点を紹介します。
具体的には、
- 引っ越し当日の対応方法
- 猫と移動する際のポイント
- 引っ越し後の注意点
をわかりやすく説明しますね!
記事を読むことで、猫が安心して引っ越しできるようになりますよ。
引っ越しは猫にとって大きなストレス
猫は自分の住処をとても大切にしており、もっとも安らげる場所としています。
そのため、お気に入りの場所が無くなる引っ越しは、猫にとって大きなストレスとなってしまいます。
ストレスがひどい場合、嘔吐や下痢など体調を崩してしまうことも…。
そうならないためにも、引っ越しする場合は猫のケアをしっかりしましょう。
引っ越し当日は猫をペットホテルに預けよう
猫はとても神経質な動物です。
大きな音や知らない人に、ものすごくストレスを感じてしまいます。
引っ越しは、家具を頻繁に移動するため大きな音がたちやすく、引っ越し業者もくるので知らない人が家に大勢きます。
そのため、猫にとっては大きな負担になるです。
猫を静かな部屋で待機させておく方法もありますが、それでもやはり物音などは聞こえてしまいます。
猫のストレスを少しでも軽減するなら、ペットホテルがおすすめ!
ペットホテルに多少のストレスを感じる猫もいますが、家にいるよりは安全です。
もし、かかりつけの動物病院で預かってもらえるなら、何かあったときに安心なので病院で預かってもらいましょう。
ペットホテルを嫌がる猫は
ペットホテルをほとんど利用しない場合、逆にペットホテルに預けることで大きなストレスを感じてしまう猫もいます。
そういった場合は、最初に一部屋片付けを終わらせ、その部屋に猫をケージに入れて待っててもらいましょう。
できるだけ猫を怖がらせないように、知らない人は猫のいる部屋に入れないようにしてください。
また、猫が不安にならないよう、飼い主さんが定期的に様子を見てあげましょう。
引っ越しで長距離移動する場合は猫も一緒に
猫は長距離の移動がとても苦手です。
新居へ車で移動する場合は、なるべく飼い主さんがそばにいるようにしましょう。
車がない場合、電車やバスで移動する人も多いかもしれませんが、猫にとっては知らない環境、知らない人でストレスマッハになってしまいます。
車を持っていない人はレンタカー、もし免許がない場合はタクシーを利用しましょう。
そうすることで、猫のストレスを軽減できます。
長距離移動の場合は、適度に休憩を挟み、ご飯やお水を与えるようにしましょう。排泄も忘れずに行わさせてください。
途中で休憩を挟むことは、猫にとっても気分転換になるのでおすすめです!
引っ越し後の注意点
実際に、コーンを保護する時も、猫を新しい家にむかえるため色々気を使いました。
私が経験して感じたポイントをわかりやすく紹介しますね!
部屋が片付くまでは静かな場所で
引っ越したばかりは家が散らかっているため、荷物を倒したり、誤食したりする恐れがあり猫にとっては危険です。
そのため、部屋が片付くまでは、物があまりない静かな部屋で過ごさせましょう。
また、慣れない環境に不安があるため、脱走する猫もよくいます。
脱走させないためにも、扉や窓が戸締りされているかしっかり確認してください。
猫のケージやトイレは変えないこと
猫は、自分の匂いがすると落ち着きます。
そのため、猫のケージやトイレ、毛布、食器類などは、前から使っているものをそのまま利用してください。
猫は臆病なので、新しいものにすごい警戒します。
引っ越しだからといって、猫の環境もすべて新しくしてしまうと、新しいトイレでは排泄しなかったり、新しい食器ではご飯を食べなかったりします。
トイレは、前使っていた砂を新しい砂に少し混ぜてあげ、食器は変えずにご飯を与える時間や回数も前と同じようにしてください。
どうしてもお皿からご飯を食べない場合は、飼い主さんがキャットフードを手にとって直接与えてみてください。
そうすることで、飼い主さんの匂いに安心して、ご飯を食べるようになる場合があります。
それでも食べない場合は、ご飯を猫の近くに置いてそっとしておいてあげましょう。
無理に与えようとすると、余計に食べなくなってしまいます。
無理にケージからださない
新居に引っ越したばかりは、お気に入りの場所や隠れる場所もないため、居場所がないと感じてしまいます。
そのため、ケージから出てこない猫も多々いるのです。
そういう時は、無理にケージから出さずに、静かに見守ってあげてください。
家に慣れてきたら、猫の方から自然と出てきます。
不安にさせないためにも、なるべく大きな音も立てないようにしてくださいね!
家具はなるべく変えない
新居に移るため、家具も新しくしたいと思いますよね。
しかし、新しいものは猫の不安を煽ってしまいます。
猫にストレスを与えないためにも、できるだけ前の家にあった家具をそのまま使うようにしてください。
どうしても新しい家具に変えたい場合は、一気に変えるのではなく少しずつ変えるようにしましょう。
また、ケージの位置や家具の配置を前の家と同じにすることで、猫の不安を軽減できます。
なるべく側にいてあげる
新しい家で猫は不安になっています。
不安を少しでも無くすため、飼い主さんはなるべく猫の側にいてあげてください。
できれば1~2週間ほどは、猫といる時間を増やしてあげましょう。
不安からか体調を崩す猫も多くいます。
体調不良にすぐ気づくためにも、不安な猫の側にいることはとても大切なのです。
引っ越しする前に動物病院はチェックしておくこと
引っ越しする前に、新居の近くにある動物病院をチェックしておくことで、猫が突然体調を崩してもすぐに動物病院で診てもらえます。
引っ越した後は、荷物の整理や掃除でバタバタしており、動物病院を探す時間はほとんどありません。
そんなときに猫が体調不良になったら、病院を探すだけでも時間がかかってしまいます。
診察が遅れたために、猫の病気が悪化するかもしれません。
そんなことにならないよう、引っ越し前に近くの動物病院は何箇所か必ずチェックしておきましょう。
- できるだけ家の近くにする
- 診察時間や休診日を調べて通うのに問題がないか確認する
- 深夜も診てくれる(少ないため可能なら)
- ネットで口コミを調べる
- 猫専門の動物病院があればそこにいく
更に詳しい動物病院の選び方はこちらの記事を参考にしてください🏥
まとめ
想像する以上に、引っ越しは猫にとって大きなストレスです。
- 引っ越し当日はペットホテルや動物病院に預ける
- 長距離移動の場合は猫の側にいる
- 引っ越し後は部屋が片付くまでは静かな場所ですごさせる
- 猫のケージやトイレは変えない
- 無理にケージからださない
- 家具はなるべく変えない
- なるべく側にいてあげる
引っ越しする場合は、まず第一に猫のことを考えてあげてください。
飼い主さんが、猫をサポートするだけで、不安をかなり取り除くことができます。
猫は順応性が高いので、しばらくすれば新居にも慣れてきます。
新しい家で、猫との楽しい生活を満喫しましょう!