「猫用の安い餌を探しているんだけど、何かいいキャットフードはないかな?」
猫の餌代ってばかになりませんよね!
多頭飼いだと、さらに多くのお金を消費してしまうので、餌代に頭を抱える飼い主さんは少しでも安く安全なキャットフードを与えたいですよね。
安くても安全な餌を選ぶことが重要なのです!
とはいえ多くの人が、
- 安くて安全な餌ってどれ?
- 安全な餌ってどう選んだらいいの?
という疑問を持つでしょう。
私も初めは安全の基準がわからなかったのですが、コーンの長生きのために安心・安全なキャットフードを色々調べたら、安全なご飯がわかるようになりました!
この記事では、安くても安全なおすすめの餌やキャットフードの選び方を紹介していきます。
猫用の餌の平均価格
「そもそも、安い餌ってどれくらいの値段なの?」
安くて安全な餌を探す前に、キャットフードの平均価格を知ることが大切!
じゃないと、どれくらいの値段が安い餌なのか判断できないからです。
キャットフードの平均価格は、
- 2kg:3,000円〜5,000円
と言われています。
そのため、2kgあたり1,000円〜2,000円くらいの価格が安い餌と言えるでしょう。
猫用の安い餌おすすめ3つ
安全なキャットフードってどういうものなのか、獣医さんに相談したり、参考書や専門書を読み込んだりして、色々調べた結果、猫に必要なものと、そうでないものがわかってきました!
ピュリナ ワン 室内飼い猫用
【特徴】
- 低カロリーで太りにくい
- 無添加なので安心
- 天然の食物繊維を配合しているため毛玉の排出をサポートする
価格 | 1,368円/2.2kg(税込) |
1日あたりの餌代 | 37円 ※1日に与える餌の量を60gとした場合 |
原産国 | アメリカ |
主原料 | ターキー |
成分 | タンパク質:40.0%以上 脂質:13.0%以上 粗繊維:6.0%以下 灰分:9.0%以下 水分:12.0%以下 カロリー:360kcal(100gあたり) |
ヒルズのサイエンス・ダイエット アダルト 成猫用
【特徴】
- 極上のうま味成分を配合しているため、猫が喜んで食べる
- 人工着色料や保存料、副産物ミールは一切使用していない
- 50種類以上の栄養素が含まれているので猫の健康をサポートしてくれる
価格 | 1,662円/1.8kg(税込) |
1日あたりの餌代 | 55円 ※1日に与える餌の量を60gとした場合 |
原産国 | チェコ |
主原料 | トリ肉 |
成分 | タンパク質:29.0%以上 脂質:17.5%以上 粗繊維:2.5%以下 灰分:7.0%以下 水分:8.0%以下 カロリー:407kcal(100gあたり) |
ファーストチョイス 味にうるさい室内猫用
【特徴】
- 主原料に美味しくて低カロリーな動物性タンパク質を使っている
- 獣医師が開発しているので安全
- 下部尿路の病気になりやすい猫のためにアミノ酸やミネラルがバランスよく調整されている
価格 | 1,084円/1.6kg(税込) |
1日あたりの餌代 | 41円 ※1日に与える餌の量を60gとした場合 |
原産国 | カナダ |
主原料 | トリ肉 |
成分 | タンパク質:29.0%以上 脂質:13.0%以上 粗繊維:7.0%以下 灰分:9.0%以下 水分:10.0%以下 カロリー:353kcal(100gあたり) |
安い餌が病気になるってどういうこと?
安い餌というのは、値段をおさえるために粗悪な材料を使っているものが多く、そういった餌は当然猫の身体によくありません。
餌がしっかりと体内で 消化されず消化器系の病気になったり、肥満になったりするのです。
もちろん安くても品質が良い餌もあります。
では高ければいいのかというと、実はそうでもありません。
高いキャットフードにも、猫にとって不要な成分が入っている餌が多くあるのです。
そのため、キャットフードの値段で決めるのではなく、成分表を確認して不要な成分や粗悪な材料が使われていないか確認することが大切なのです。
安くて安全な餌の選び方
主要原料に素材名が書かれている
主要原料とは、キャットフードの中でメインとなっている成分のことです。
多くの場合、チキンやサーモン、肉類、家禽ミート、穀物などが主要原料となっています。
その中でも安全な素材といえるのは、チキンやサーモンといった素材名がしっかりと記載されている餌です。
肉類や家禽ミートは、どういった肉が使われているのか不明なため、あまり安心できません。
なぜなら、肉類や家禽ミートのなかには、4Dミートと呼ばれる粗悪な肉類を使用しているものが多くあるからです。
- Dying:死にかけの動物の肉
- Dead:死んだ動物の肉
- Diseased:病気の動物の肉
- Disabled:障害を持った動物の肉
これらの肉は当然猫の身体にもよくありません。
品質の悪い肉は、栄養が十分に取れずに栄養不足になる恐れもあります。
主要原料はしっかり素材が明記されているものを選び、肉類や家禽ミートは避けるようにしましょう。
ちなみに、主要原料の確認方法は、パッケージに記載されいる成分表で一番最初に記載されている材料が主要原料となります。
穀物が多く含まれていない
猫は完全な肉食動物なので、肉や魚がメインとなっている餌が最も適しています。
逆に穀物は、猫の身体には合っていないので、上手に消化することができません。
そのため、穀物を多く含んでいる餌を与えていると、消化できない成分が脂肪となって蓄積し、あっという間に肥満になってしまいます。
肥満はさまざまな病気に繋がる危険な状態です。
飼い主さんが食事をしっかり管理して、肥満にならない餌を選ぶようにしましょう。
また、穀物にアレルギー反応が出る猫も多くいます。
獣医さんから穀物が多い餌をすすめられた場合以外は、肉や魚が中心となっている餌を与えるようにしましょう。
添加物や着色料が含まれていない
猫の餌には、添加物や着色料が含まれているものが多くあります。
人間同様に、猫の身体にもあまりいいものではありません。
そのため、成分表をチェックして添加物や着色料が含まれていない餌を選ぶようにしましょう。
ちなみに添加物でも、天然由来のものなら問題ありません。
成分表には「植物抽出」といった記載がされているので、簡単に見分けることができるでしょう。
猫用の餌は安いけど安全なものを選びましょう!
今回紹介したように、猫用の安い餌を探すときは安全性が重要です。
- ピュリナ ワン 室内飼い猫用
- ヒルズのサイエンス・ダイエット アダルト 成猫用
- ファーストチョイス 味にうるさい室内猫用
今回私が紹介した3つのキャットフードなら、猫の身体に悪い成分は入っていないので安心して与えることができます。
もし、自分で餌を選びたいという人は、
- 主要原料に素材名が書かれている
- 穀物が多く含まれていない
- 添加物や着色料が含まれていない
といったキャットフードを選べば問題ありません。
「猫の餌をできるだけ安くおさえたい」という気持ちもわかりますが、一番大切なのは愛猫の健康です!
安い餌を買うにしても、必ず安全なキャットフードを選ぶようにしてください。
そうすることで、いつまでも可愛い愛猫の姿が見られますよ!