こんにちは、ナナ(@nekotebiki)です!
「キャットフードの賞味期限っていつまでなんだろう?少しでも期限を過ぎたら与えない方がいいのかな…」
結構前に購入したキャットフードを与える場合、賞味期限がいつまでなのか気になりますよね!
「少しくらい過ぎても大丈夫だよね」と考える人も多いでしょう。
結論から言うと、賞味期限は開封前や開封後、またドライフードかウェットフードかによっても違うため、一概にいつまでとは言えません。
しかし、どの場合でも賞味期限を過ぎているのなら、与えないでください!
なぜなら、嘔吐や下痢など猫の体調に影響してくる恐れがあるからです。
とはいえ、賞味期限がいつまでなのかわからないと、注意しようがありませんよね。
そこで今回は、キャットフードの賞味期限について紹介します。
具体的には、
- 開封前と開封後の賞味期限の日数
- 賞味期限を過ぎたフードを与えない方がいい理由やリスク
- キャットフードの正しい保存方法
を順番に説明していきます。
目次
【開封前】キャットフードの賞味期限
開封前のキャットフードの賞味期限は、基本的にパッケージに記載されている日にちを参考にしてください。
キャットフードは、ドライフードかウェットフードかによって、賞味期限が異なります。
ほとんどの場合、
- ドライフード:1年~1年半
- ウェットフード:3年
が平均的な賞味期限になっています。
ただし、プレミアムフードといった自然素材や無添加のキャットフードは、酸化防止剤が入っていないため長持ちしません。
一般的なキャットフードよりも賞味期限が短くなっているので、購入する際は買い過ぎないように気をつけましょう。
パッケージに記載されている賞味期限内であれば与えても問題ありません。
賞味期限内でも劣化する
先ほど、「賞味期限内であれば問題ない」と説明しましたが例外もあります。
それは、キャットフードの保存方法に関係してきます!
- 直射日光があたる
- 湿度が高い
- 温度変化が激しい
上記の場所でキャットフードを保存していると、たとえ未開封でもあっという間に劣化して、鮮度や風味が落ちてしまうのです。
劣化すると猫がご飯を食べなくなってしまうので、キャットフードは風通しのよい暗所で保管するようにしましょう。
【開封後】キャットフードの賞味期限
開封後もついつい記載されいてる賞味期限を見てしまいがちですが、開封前と開封後では空気に触れる時間が異なるので酸化スピードも変わってきます。
そのため、パッケージに記載されている賞味期限は参考になりません。
開封後の目安をドライフードとウェットフードにわけて紹介しますね!
ドライフードは1カ月
基本的に、開封後のドライフードの賞味期限は1カ月程度です。
そのため、1カ月で食べきれる量のキャットフードを購入するようにしましょう。
1カ月で食べきれない量を購入してしまうと、酸化の進みぐあいによっては猫が途中で食べなくなってしまいます。
そうなってしまうと、残ったキャットフードはすべて捨てることになるので、非常にもったいないのです。
気をつけてほしいのが、1カ月というのはあくまでも一般的な賞味期限ということ!
キャットフードの保存方法によっても、酸化状態は変わってきます。
そのため、猫が食べなくなったら1カ月経ってなくても、新しいご飯に変えるようにしましょう。
ウェットフードは当日
ウェットフードはドライフードよりもさらに短く、開封後は当日中に食べきるようにしてください。
というのも、ウェットフードはドライフードより水分量が多いため、すぐに劣化して腐ってしまうからです。
どうしても当日中に食べきれない場合は、お皿に移してラップし冷蔵庫で保存しましょう。
そうすることで、翌日までなら食べることができます。
それ以降は、猫の身体によくないので与えないようにしてください。
賞味期限を過ぎたキャットフードは与えないこと
開封前なら賞味期限を少しくらい過ぎても大丈夫でしょと考えたりもしますよね。
しかし、私はおすすめしません!
確かに、賞味期限とは「おいしく食べられる期限」のことなので、少し過ぎたからといって、すぐに食べられなくなることはないです。
ただし、猫に何かあっても誰も責任はとってくれません。
賞味期限切れのキャットフードを与えた、飼い主さんの責任になってしまいます。
猫に何か起こる確率は低いかもしれませんが、猫の健康のことを考えるなら与えない方がよいでしょう。
もちろん、開封前に限らず開封後も同じです。
ドライフードなら1カ月、ウェットフードなら当日中に食べるようにして、残った場合は処分するようにしましょう。
そう思うなら、期日内で食べきれる量を購入するようにしてくださいね!
賞味期限と消費期限の違い
賞味期限と似たような言葉で「消費期限」というものがあります。
賞味期限が「おいしく食べられる期限」なのに対して、消費期限は「安全に食べられる期限」のことをいいます。
そのため、消費期限が切れたキャットフードを猫に与えると、悪影響を及ぼす可能性が非常に高いです。
たとえば、腹痛や嘔吐などの健康被害を起こす恐れがあります。
症状が酷くなると衰弱していき、命にも関わるので飼い主さんは気をつけましょう。
キャットフードの場合は、ほとんどが賞味期限で記載されているため、誤って期限切れの餌を与えても特に心配する必要はありません。
ですが念の為、キャットフードを購入する際は消費期限になっていないか確認し、消費期限が過ぎたキャットフードは絶対に与えないようにしてください。
賞味期限切れのキャットフードを与えるリスク
賞味期限が切れたキャットフードは鮮度や風味が一気に落ちるため、猫に与えると以下のリスクが発生します。
- 猫がご飯を食べなくなる
- 体調を崩す
猫は匂いにとても敏感な動物なので、風味が落ちたキャットフードは食べようとしません。
無理に与えようとすると、新しいキャットフードに変えてもご飯を食べなくなる恐れがあります。
また、鮮度が落ちた餌は、下痢や嘔吐といった体調を崩す原因にも…。
このように、賞味期限切れのキャットフードを与えるのは様々なリスクが発生します。
必ず起こるわけではありませんが、愛猫がおいしくご飯を食べられるように、賞味期限切れのキャットフードは与えないようにしましょう。
キャットフードの正しい保存方法
賞味期限も大事ですが、キャットフードを正しく保存することも大切です。
キャットフードを正しく保存することで、酸化を遅らせ美味しさを保つことができます。
逆にしっかり保存しておかないと、賞味期限内でもあっという間に酸化しておいしくなくなってしまいます。
キャットフードの正しい保存方法については、下記の記事をチェック!👀
キャットフードは賞味期限内に食べきりましょう!
今回紹介したように、キャットフードの賞味期限は開封前や開封後、またドライフードかウェットフードかによっても期限が異なるので、購入した餌に合った賞味期限を覚えておきましょう。
また、愛猫の健康のことを考え、賞味期限が切れたキャットフードはなるべく与えないようにしてください。
猫も人間と同じように、おいしいご飯を食べることで幸せを感じています。
賞味期限をしっかり管理して、飼い主さんが猫の幸せを守っていきましょう!