「猫の餌の時間って決まっているのかな?何回にわけて与えたらいいのか回数も気になる」
猫を初めて飼う人からすると、餌の時間やご飯の回数ってどうしたらいいのかわからないですよね。
私も最初は、「いつ与えるのが正解なんだろう?」と疑問に思っていました。
結論から言うと、猫の餌に決まった時間はありません。もちろん回数も同じです。
ただし、「いつ与えてもいい」というわけではありません。
ある程度の目安の時間や回数が存在するのです!
とはいえ、
- 目安の時間っていつ?
- どのくらいの回数なの?
という疑問を持つでしょう。
そこで今回は、ご飯を与える時間や回数について紹介します。
記事を読むことで、飼い猫に合った目安の時間や回数がわかるようになりますよ!
目次
猫の餌に決まった時間はない
先ほども触れましたが、餌を与える時間に決まりはありません。
そのため、飼い主さんがあげやすいタイミングで与えてもいいのです。
ただし、時間の間隔はなるべく一緒にしてください。
たとえば、
- 朝ご飯:10:00
- 昼ご飯:12:00
- 夜ご飯:20:00
の時間にご飯を与えたとします。
時間の間隔が朝から昼は極端に短く、逆に昼から夜までは長くなっています。
これだと、昼ご飯はあまりお腹が空いていないためほとんど食べない、もしくは無理して食べるようになるので、嘔吐や肥満の原因になってしまいます。
もちろん空腹時間が長くなるのも良くありません。
お腹が空いている時間が長いと、ストレスや低血糖を起こす恐れもあるのです。
また、猫は食事の時間を覚えるので、毎日食事の時間を変えたりせず、決まった時間に餌を与えるようにしましょう。
餌の回数は猫の年齢に合わせて
餌の回数は、一般的に猫の年齢に合わせて与えます。
- 子猫は3~5回
- 成猫は1~2回
- 高齢猫は2~3回
子猫や高齢猫は消化器官が未発達だったり、衰えてきたりしているため、成猫と比べると回数が多くなります。
猫は基本的に、ご飯を少しずつ食べる動物なので、一度に1日分の餌を与えても自分で小分けにしながら食べていきます。
なので、成猫の場合は1日1〜2回で問題ありません。
しかし、猫によっては与えられたご飯を一度に全部食べてしまう子もいます。
そういった猫の場合は、子猫や高齢猫のように複数回にわけて与えるようにしましょう。
また、子猫から成猫だと餌の回数が減りますが、切り替えの際は一気に減らすのではなく、徐々に回数を少なくするようにしてください。
ちなみに、回数が増えても減っても、餌の量が変わるわけではありません。
一日の食事量は変えずに、回数だけ変更してください。
そうしないと、あっという間に肥満や栄養失調になってしまいますよ!
理想の餌の時間
回数がわかったらある程度の時間も知りたいですよね!
年齢に合わせた理想の時間を紹介します。
あくまでも目安なので、猫の様子を見て合っていないようなら調節するようにしましょう。
子猫
- 8:00(1回目)
- 12:00(2回目)
- 16:00(3回目)
- 20:00(4回目)
- 24:00(5回目)
子猫は消化器官が発達していないため、一度に多くのご飯を食べれません。
また、お腹が空いている時間が長いと低血糖を起こしやすいため、時間の間隔は一定で回数が多くなります。
成猫
- 8:00(1回目)
- 20:00(2回目)
成猫になると食事回数を減らしても、自分で少量ずつ食べていくので問題ありません。
ただし、一気に食べでしまう猫の場合は回数を増やして与えましょう。
高齢猫
- 8:00(1回目)
- 14:00(2回目)
- 20:00(3回目)
高齢になると消化器官や運動量が低下するため、一度に多くのご飯が食べれなくなります。
また、食欲の波も大きくなるので、決まった時間にご飯を食べるということが少なくなるでしょう。
目安の時間はあくまでも参考として、なるべく猫がご飯を食べたいときに与えるようにしてください。
残った餌は取り替えよう
お皿に残ったままの餌は、時間が経つと鮮度も風味も悪くなります。
風味が悪くなった餌は美味しくなくなるため、お皿に残っていても猫は食べようとしません。
ご飯の時間に前与えた餌が残っていたら処分して、新しい餌を入れるようにしましょう。
継ぎ足しは新しい餌と古い餌が混ざって猫が嫌がるので、絶対にやらないでくださいね!
決まった時間に餌を与えているのに猫がご飯を欲しがる
しっかりご飯を与えているのに、餌を欲しがる猫もいます。
ついつい与えたくなりますが、そこはグッと我慢しましょう!
欲しがるたびに餌を与えては、猫があっという間に肥満になってしまいます。
ちゃんと対処法もあるので、餌を要求されたら試してみてください🐈
家にほとんどいない人は猫用の自動給餌器がおすすめ!
最近は、時間になると自動で餌が出てくる自動給餌器というものがあります。
自動給餌器があれば、仕事で帰りが遅くなる、少しの時間家を開けなくてはいけない、といった人でも決まった時間に餌を与えることができるのです!
最新の自動給餌器にはカメラが付いているものもあるので、外にいながら家にいる愛猫を見ることができます。
下記の記事でおすすめの自動給餌器を紹介しているので、よかったら参考にしてください🖊
猫の餌置き場には気をつけよう
猫はキレイ好きな動物なので、汚い場所の近くでご飯を食べません。
また、人がよく通る場所やうるさい場所も猫が落ち着けないため、餌置き場として適切ではありません。
トイレの近くにご飯を置いていると猫の食欲が衰退して、餌置き場を変えてもご飯を食べなくなってしまうことがあります。
そうならないためにも、なるべくトイレの近くや、うるさい場所の近くを餌置き場にしないようにしましょう!
まとめ
今回紹介しように、餌の時間や回数にはある程度の目安があります。
- 餌を与える時間に決まりはない
- 餌の間隔は一定にする
- 食事の回数は年齢に合わせて変える
- 必要量以上の餌を与えない
- 家に帰れない人は自動給餌器がおすすめ
餌の時間や回数に迷ったら、記事のなかで紹介した理想の時間を参考にしてください。
ただし、今回紹介した餌の時間や回数はあくまでも目安です。
猫によっては合わない場合もあります。
そのため、飼っている猫のライフスタイルに合わせて調節するようにしましょう!