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猫がご飯の後に吐くのは、キャットフードがあっていない可能性があります。その場合、猫の体質にあわせた吐かないキャットフードを選ぶことが重要です。
とはいえ、多くの人が
「吐かないキャットフードってどう選んだらいいの?」
「どのキャットフードがおすすめなの?」
といった疑問を持っているでしょう。
そこで今回は、猫が吐かないキャットフードの選び方とおすすめのキャットフードについて紹介します!
具体的には、
を順番に解説していきますね!
猫が吐く3つの理由を紹介
猫が吐く場合、様々な理由が考えられます。どういった理由があるのか、わかりやすく紹介しますね!
キャットフードがあっていない
猫が吐く理由としては、与えているキャットフードがあっていない可能性があります。
キャットフードによって含まれている栄養素や成分量が異なります。そのため、猫によっては体質とあわずにアレルギー反応がでて、その結果吐いてしまうのです。
猫のアレルギーの特定方法やアレルギーに合わせたキャットフードの選び方、おすすめのキャットフードはこちらの記事で紹介しています🐈
また、キャットフードを一度に与えすぎたり、急に新しいエサに切り替えたりするのも吐く原因となりますので気をつけましょう!
毛玉を吐いている
キャットフードがあっていない以外にも吐く原因はあります。
吐く原因として多いのが毛玉を吐いている場合です。猫は自分の体をよくグルーミングします。(グルーミングとは、毛づくろいのこと)
猫の舌はザラザラしており、毛が絡まりやすい構造になっています。その舌でグルーミングをするため、体内に毛玉が蓄積され、便として排出されないものが、嘔吐として吐き出されます。
ですが、猫が毛玉を吐くのはよくある行動です。そのため、頻繁に吐くことがなければそこまで気にする必要はありません!
もし、頻繁に餌と毛玉を一緒に吐くようであれば、毛玉ケア用のキャットフードを試してみましょう。
毛玉ケア用のキャットフードについてはこちらで詳しく解説してます👇
環境の変化がストレスとなっている
飼い始めや引っ越しなど、猫が住む環境が変化するのも吐く原因となります。
猫はとても神経質な動物です。そのため、住む環境がガラリと変化するとストレスで吐くことがよくあります。
猫がストレスで吐く原因や改善策についてはこちらでまとめてます👇
慣れてくると徐々に吐く回数も減ると思いますが、減らないようなら他の原因が考えられるため、獣医さんに診てもらいましょう。
猫が吐かないキャットフードの選び方
猫が吐く理由の一つにあるキャットフードがあっていない。吐かないキャットフードを探すには、3つのポイントをおさえる必要があります。
穀物不使用(グレインフリー)
猫は動物性タンパク質を多く必要とする肉食動物です。そのため、猫の体は穀物を消化しにくい構造となっています。
トウモロコシや小麦など、穀物が多く使用されているキャットフードを与えてしまうと、上手に消化できず吐いたり、アレルギー反応がでたりします。
猫がよく吐く場合は、穀物不使用のキャットフードを選んでみてください。
無添加
添加物が入っているキャットフードも危険です。
キャットフードによく利用される添加物に「合成着色料」と「酸化防止剤」の2つがあります。天然素材由来ではない限り、どちらも猫にとっては有害なもので、発ガン性の危険があると言われているのです。
このような有害物質を摂取した場合、体内で解毒作用が働きますが、摂取量が多いと解毒が追いつかなくなります。そうなると、体外に排出するため嘔吐として吐き出してしまうのです。
そのため、キャットフードを選ぶ場合は、無添加のものを選ぶようにしてくださいね!
肉や魚メインの高タンパク質
キャットフードの主要原料にも気をつける必要があります。
猫はタンパク質をメインとして必要とする動物です。そのため、肉や魚といったタンパク質の消化が良い体の構造となっています。
肉や魚がメインの高タンパク質のものは、材料の品質が良いため消化吸収がよく、体内のエネルギーとしてスムーズに変換できます。
しかし、キャットフードの中には、「肉類」と記載されているものがあります。 これは、肉や魚のみではなく、肉以外の骨や血液が入っているもので、品質の良いタンパク質ではありません。
品質が悪いキャットフードは上手に消化できず、吐く原因にもなるので、キャットフードのパッケージに記載されている「主要原料」はしっかりチェックしておきましょう!
原料の一番左上に記載されているのが主要原料です。チキンやサーモンなどしっかりと明記されていれば問題ありませんが、肉類と記載されている場合は注意しましょう。
猫が吐かないキャットフードの与え方
キャットフードの与え方も大切です。間違った与え方では、吐く原因にもなります。
ポイントをしっかりおさえて、ご飯を与えるようにしてください。
エサの大きさ
ドライのキャットフードはメーカーによって粒の大きさが違います。そのため、猫が食べやすい大きさのキャットフードを購入する必要があります。
猫はご飯を丸呑みすることが多いため、粒の大きさがあっていないと食道に詰まらせて吐いてしまいます。
ウェットフードの場合は問題ありませんが、ドライフードを購入する場合は、大きさもしっかりチェックしましょう!
食事の回数と量をしっかり管理する
猫自身で食事量をコントロールできる子もいますが、出されたエサをすべて食べてしまう子もいます。
食事コントロールができない猫は、満腹でも出されたご飯をすべて食べようとするため、結果吐いてしまうのです。
なので、猫にご飯を与える場合は、1日の食事量を一度に与えるのではなく、回数を何回かに分けて量を調節してください。
回数については、猫の年齢により異なります。
下記の記事で詳しく書いているので、そちらを参考にしてください!👇
キャットフードを変えても猫が吐くなら病気の可能性
吐いたものに血が混じっていたり、異物が混じっていたりするとケガの可能性があります。また、吐いた後食欲が無かったりする場合は病気が考えられます。
嘔吐物に血が混じるということは、内臓機能の一部が損傷している可能性があります。原因としては、猫が誤って食べ物以外を飲み込み胃を傷つけた、または体に強い衝撃を受け内臓機能にダメージをおったなど様々です。
血が混じっている、または食欲がまったくない場合は、緊急度が高いため気づいたらすぐに獣医さんに診てもらうようにしてください。
猫が吐かないおすすめのキャットフード3選
吐かないキャットフードの選び方をもとに、おすすめのキャットフードを年齢別に紹介しますね!
どのキャットフードを選んだらいいのか迷っている人は、ぜひ参考にしてください。
子猫にはニュートロ ナチュラルチョイス キトン
- 厳選された自然素材を使用しているため安心・安全
- 高品質なチキンを使用している
- 粒がふやけていて食べやすい
価格 | 2,780円/2kg(税込) |
原産国 | アメリカ |
主要原料 | チキン |
成分 | タンパク質:36.0%以上 脂質:19.0%以上 粗繊維:4.0%以下 灰分:10.5%以下 水分:10.0%以下 カロリー:390kcal(100gあたり) |
成猫にはモグニャン
- 高タンパク質で高品質の白身魚を使用
- グレインフリーで体への負担を軽減
- 新鮮な食材を季節にあわせて使用
価格 | 3,960/1.5kg(税抜) |
原産国 | イギリス |
主要原料 | 白身魚 |
成分 | タンパク質:30.0%以上 脂質:16.0%以上 粗繊維:3.5%以下 灰分:8.0%以下 水分:7.0%以下 カロリー:365kcal(100gあたり) |
高齢猫にはニュートロ ナチュラルチョイス エイジングケア チキン
- 消化しやすい高品質の素材を使用
- 天然素材由来の酸化防止剤のため安心
- ふやけやすい粒のため食べやすい
価格 | 2,840円/2kg(税込) |
原産国 | アメリカ |
主要原料 | チキン |
成分 | タンパク質:36.0%以上 脂質:17.0%以上 粗繊維:6.0%以下 灰分:10.5%以下 水分:10.0%以下 カロリー:375kcal(100gあたり) |
まとめ
猫が吐く場合、キャットフードがあっていない可能性があるため、猫にあわせたご飯に変える必要があります。
- 穀物不使用(グレインフリー)を選ぶ
- 無添加のものを選ぶ
- 肉や魚メインの高タンパク質のものを選ぶ
キャットフードは種類が多いため、中には猫の体に悪い成分が含まれているものもあります。
猫が長生きできるように、飼い主がしっかり成分をチェックして、安全なものを選ぶようにしてください。
もし、キャットフードを変えても吐くのがおさまらなかったり、ご飯をまったく食べない、元気がないといった場合は、すみやかに獣医さんに相談するようにしましょう!