こんにちは、ナナ(@nekotebiki)です!
「成猫用のキャットフードってどれがおすすめなんだろう?安全なフードの選び方がわからなくて…」
今回は、キャットフードに関するこんな疑問について解決していきますね。
成猫用と書かれているキャットフードの中には、良質なものとそうでないものが販売されています。
そのため、安全なご飯を選ばないと肥満や病気の原因になります。
先に結論から言うと、成猫におすすめのキャットフードは
です。
どれも成猫にとって安全で、良質な素材のみが使用されているおすすめのキャットフードです!
記事のなかで、上記おすすめの特徴やキャットフードの正しい選び方について詳しく紹介していきます。
目次
成猫におすすめのキャットフード3選
ニュートロ ナチュラルチョイス 室内猫用 アダルト チキン
- 良質で高タンパク質なチキンを使用
- 厳選した自然素材のみを使用
- 商品はすべて自社工場で作られているので安全
価格 | 2,967円/2kg(税込) |
原産国 | アメリカ |
主要原料 | チキン |
成分 | タンパク質:33.0%以上 脂質:14.0%以上 粗繊維:7.0%以下 灰分:10.5%以下 水分:10.0%以下 カロリー:350kcal(100gあたり) |
ヒルズのサイエンス・ダイエット アダルト 成猫用
- 猫の食いつきがいい「極上のうま味成分」配合
- 着色料不使用
- 酸化しにくい小分けタイプ
価格 | 1,883円/1.8kg(税込) |
原産国 | チェコ |
主要原料 | トリ肉 |
成分 | タンパク質:29.0%以上 脂質:17.5%以上 粗繊維:2.5%以下 灰分:7.0%以下 水分:8.0%以下 カロリー:407kcal(100gあたり) |
ナチュラルバランス インドア キャットフード
- 品質の高い素材のみを使用したプレミアムフード
- 添加物を一切使用していない
- 低カロリーなので太りにくい
価格 | 4,835円/2.85kg(税込) |
原産国 | アメリカ |
主要原料 | チキンミール |
成分 | タンパク質:30.0%以上 脂質:14.0%以上 粗繊維:8.0%以下 水分:10.0%以下 カロリー:357kcal(100gあたり) |
成猫用のキャットフードを選ぶポイントは3つ
成猫用の総合栄養食を選ぶ
子猫や高齢猫と同じように、総合栄養食を選ぶようにしてください。
子猫用や高齢猫と同じ総合栄養食といっても、成猫用の総合栄養食は含まれている栄養素が異なります。
成猫用は、子猫用に比べてカロリーやタンパク質の量が少なくされています。
また、成猫に必要な栄養素もバランスよく含まれているので、猫が健康的に育つのをサポートしてくれるのです。
ちなみに、総合栄養食は、猫の健康を維持する栄養素がバランスよく含まれているキャットフードのことです。
基本的に、猫にはこの総合栄養食を与えるようにしてください。
それ以外のキャットフードを主食としてしまうと、栄養失調になるリスクが高くなります。
タンパク質の割合が多く含まれているものを選ぶ
猫はもともと他の動物よりもタンパク質を多くとる生き物です。
そのタンパク質をエネルギーに変えて、健康を維持しているので、キャットフードもタンパク質の割合が多いものを選ぶ必要があります。
具体的には、肉や魚が多く使われているキャットフードを選んでおくと安心です。
ちなみに、キャットフードのパッケージを見ても、どれが多く含まれているのかわかりませんよね。
そういう時は「原材料」をチェックしてください!
原材料は左上から順に、含まれている量が多いものから記載されているので、一番左に肉や魚といったタンパク質が多く含まれている食材が書かれていたら問題ありません。
炭水化物が少ないものを選ぶ
先ほど、猫に必要な栄養素はタンパク質と言いましたが、逆に猫があまり必要としない栄養素が炭水化物です。
なので、キャットフードを選ぶ場合は炭水化物(トウモロコシ粉や小麦粉)が少ないものを選びましょう。
猫はタンパク質を多くとるかわりに、炭水化物をあまり必要としません。
そのため、炭水化物を消化してエネルギーに変える力が弱く、多く与えてしまうと肥満の原因になってしまいます。
「適切な量を与えているのにキャットフードを変えたら太ってきた」といった場合は、もしかしたら炭水化物の割合が多いのかもしれないので確認してみましょう!
猫が肥満になる危険性や、ダイエットが必要な猫におすすめのキャットフードはこちらで紹介しています👇
成猫用のキャットフードは1歳〜6歳まで
成猫用のキャットフードへの切り替えは1歳を目安に行いましょう。
理由は、猫のエネルギー消費量が1歳を超えると、子猫より少なくなるからです。
そのため、1歳を超えても子猫用の高カロリーキャットフードを与え続けると、どんどん肥満になってしまいます。
ちなみに成猫用のキャットフードは6歳までで、7歳からは高齢猫用のキャットフードとなります。こちらも理由は一緒で体質的なものです。
詳しい内容は高齢猫用のキャットフードの選び方で紹介しますね👇
子猫用から成猫用キャットフードに切り替える際の3つの注意点
スムーズに切り替えるためにも、しっかり確認していきましょう!
すぐに切り替えると吐くことも
成猫用へのキャットフードの切り替えは、少しずつ行いましょう。
いきなり子猫用から成猫用へと切り替えてしまうと、猫の体がびっくりして吐いてしまうことがあります。
はじめは、子猫用のキャットフードに、少量の成猫用キャットフードを混ぜて与え、猫の体に新しいキャットフードをならしてあげましょう。
徐々に成猫用のキャットフードを増やしていき、1週間かけて切り替えるようにしましょう。
理想の割合
1日目~3日目 子猫用75% 成猫用25%
4日目~6日目 子猫用50% 成猫用50%
7日目 成猫用100%
食事の回数を減らす
子猫の場合だと1日に3〜5回に分けてキャットフードを与えるのが良いのですが、成猫になったら減らすようにしてください。
成猫になると体つきや内臓機能もしっかりしてくるため、1度の食事である程度の量を食べられるようになります。
本来なら猫自身で食事量をコントロールできるのですが、猫によってはできない子もいます。
コントロールができないと、出されたご飯はその場ですべて食べようとするため、肥満の原因にもなるのです。
なので、飼い主さんがしっかりと食事管理をしてあげるようにしましょう。
理想は、朝と夜の2回です。
空腹時間が長くなると、猫が急いでご飯を食べるため吐く原因にもなるからです。
ドライやウェットタイプどちらも食べられるように
成猫になったら、ドライとウェットどちらも食べられるようにしておくと、何かあったときに安心です。
災害時には、今まで食べていたタイプのご飯が準備できない恐れもあります。
そんなとき、ドライまたはウェットタイプのキャットフードしか与えていないと、別のタイプのご飯を準備しても猫が食べないケースがあります。
猫は匂いに敏感なため、いつも食べているキャットフードではないと瞬時に感じとってしまうのです。
ただし、猫が嫌がるのなら無理に切り替える必要はありません。猫の好みを優先して与えてくださいね!
ドライとウェットのキャットフードの違いはコチラの記事に詳しくまとめてます👇
1日のご飯の量は体重と月齢による
1日に与えるご飯の量は体重と月齢によって異なります。
とはいえ、どれくらい与えればいいのか迷いますよね。
わかりやすいように、表にまとめて紹介します!
体重 | 2kg | 3kg | 4kg | 5kg | 6kg | 7kg |
---|---|---|---|---|---|---|
量 | 35g | 45g | 60g | 70g | 80g | 90g |
(1日あたりのg)
※100gあたり406kcalのキャットフードの場合
この表はあくまで目安です。猫の健康状態や肥満度に合わせて調整するようにしてください。
成猫に合ったキャットフードを選びましょう!
大切な猫が肥満にならないためにも、しっかり栄養バランスのとれたキャットフードを選びましょう。
- 総合栄養食を選ぶ
- タンパク質の割合が多く含まれているものを選ぶ
- 炭水化物が少ないものを選ぶ
猫は年齢や体質によって必要な栄養素が変わってくるため、飼っている猫にあったキャットフードを選ぶことが大切です。
適切なキャットフードを与えることが、病気になりにくい体づくりのポイントでもあります。
猫といつまでも元気でいるために、キャットフードのことはしっかり考えてあげてくださいね!